副業で失敗する人の特徴【こんな人は失敗する】例を五つ紹介

最近は大企業などでも副業が解禁になりました。生活の基盤を会社の給料だけに頼る時代は、もはや終わりを迎えようとしています。

これからは個人で稼ぐ力が必要、といろんなメディアでも言われていますから、「自分も副業をやってみよう」と考えている方も多いのではないでしょうか?

今はインターネットでスマホ一つでも副業ができますから、参入のハードルはとても低いです。気軽に始められるネット副業が大人気で、いろんな情報が流れてきますよね。

しかしながら、現状は難しく、全く稼ぐことができずに辞めてしまう人が後を絶たないようです。

正しく利益をあげて、大きく稼ぐことに成功する人がいる一方で、失敗してしまう人が多いのはなぜでしょう?失敗した人からは

「いざ始めてみたは良いものの、当初思い描いていた感じとは大きく異なっていた」

「はじめから考えが甘かった」

そんな声が聴かれます。

そこでこの記事では、ネット副業の初心者向けに、『副業で失敗しがちな人の特徴』を紹介してみたいと思います。

副業で失敗する人の特徴

ネットビジネスのインフルエンサー達がこのようなツイートをしていました。

これらを参考にして、今回は副業で失敗する人の特徴として、この五つを挙げてみました。

  1. 資本金が少ない人
  2. 作業量が少ない人
  3. 継続しない人
  4. 勉強しない人
  5. 本気じゃない人

それぞれについて解説します。

資金がない人 「自己投資は必要」

まず、どんなビジネスでも資金は必要です。「お金がないから副業をやろう」と考えるのでしょうけど、それでもやっぱり最初はお金が必要なのです。

どのぐらい必要かは、副業の業種によって異なります。主なネット副業で資金の必要額の大きさ順に挙げますと、

  • 投資系
  • 物販系
  • クラウドソーシング
  • ブログ

といったところでしょうか。

これについて説明します。

【投資系】

投資はそもそも資金が無いとできません。少ない資金でも始めることはできますが、充分な利益を得ることはほぼできません。

成功すれば利益は大きいので、そこに憧れて参入する人も多いのですが、資金の少ない人が参入すると、かなり高い確率で失敗します。

数百万~数千万は準備できないと、土俵にすら上がれないと思ったほうが良いでしょう。

また、投資は余剰資金でやるのが基本です。少ない資金を投入して、全額失ってしまった例は数限りなくありますので、多少の失敗をしてもまたやり直せるぐらいの資金は用意しないと、すぐに退場せざるを得なくなります。

資金が少ない人は手を出してはいけないジャンルですね。

【物販系】

せどりなどの物販系の副業は在庫を抱えるリスクがあります。

在庫が売れればうまく資金が回るのですが、初心者のうちはうまくいかず、売れずに残ってしまう場合が多いようです。このときに、資本金が少ないと仕入れができなくなってしまい、資金が回らなくなってしまうのですね。

売れ残った商品が履けるまで眺めているか、もしくは赤字覚悟で安売りして、結局利益は出ない、ということになってしまいます。

また、目標とする利益が大きければ大きいほど、扱う商品も高額になるため、資金が枯渇するリスクも高まります。なので、ある程度の資金がなければ不利なのですね。

ビジネスが軌道に乗る前に資金が枯渇してしまって、それで辞めてしまう人がとても多いです。

これも充分な資金を準備できないと、失敗する確率のあがるジャンルです。

【クラウドソーシング】 【ブログ】

クラウドソーシングのWEBライターや、無料ブログでのアフィリエイトは資本金0円でも始められます。しかし、まったくゼロでもやっていけるか?というとそう言う訳でもありません。

どの副業にしてもそうですが、稼げるようになるための勉強、つまり自己投資は必要です。独学でもできることはできますが、誰か成功している人に教わったほうが、圧倒的に早くて確実なのです。

本や教材、セミナーやスクールなど、最低でもそこに投資できるほどの資金はないと、失敗する確率はグンと上がります。またこれらは、利益があがるようになるまでに非常に時間がかかるジャンルですので、それに耐えられずに辞めてしまう人が非常に多いです。

勉強や自己投資をしてなるだけ短期間で稼げるようにならないと、時間ばかりかかって、断念してしまう危険性が高まりますね。

勉強するための出費は惜しまないような心構えが必要です。

総じて充分な資金なしで副業を始めるのは、かなり難易度が高いですね。お金が無いから、という理由で副業を始めた人は、なかなか成功しづらい構造になっているのです。

作業量の少ない人 「片手間にやっても成功しません」

どうしても「副業」というと「本業の空いた時間にやるもの」というイメージがありますが、そんな片手間にやって稼げるほどビジネスは甘くはありません。

どの副業でも、それを本業としてやっているプロの人たちがたくさんいます。そんな人達に対抗して仕事をしようと思ったときに、はたして片手間でやって勝てるものでしょうか?

多くの人は「空いた時間を副業に当てよう」と考えますが、実際は「副業のために他を削って時間を作る」ぐらいの行動力がなければいけません。

飲み会などの付き合いや、普段みているテレビ、ゲームの時間などを削って作業する。それぐらいの努力ができないと、なかなか成功しづらいものですね。

継続しない人 「考えてる以上にすぐには結果はでません」

どうもネットの副業というと、すぐ簡単に稼げるようなイメージを持つ人が多いようです。実際、広告などで、「ほったらかしでラクに稼げる」などとうたっているものが多いですからね。

しかし実際は?というと、『ラクに稼げるようになるまでに、膨大な時間と作業が必要』なのです。最初からラクに稼げるわけではありません。

その点を知らずに、最初からラクに稼げることを期待して、「ラクじゃなかった」と早々に諦めてしまう人が非常に多いです。

副業に限らすどんなビジネスでも、起業してすぐには利益が出ない、などということはよくあることです。最初は利益0円でも、ずっと続ける継続力が必要なのです。

勉強しない人 「他人のせいにしてはいけません」

副業を始めようと思いたって、まずはじめにスクールで学ぶ人などにありがちなことですが、「金払ったんだから稼げるようにしてくれ」という姿勢の人がいます。

自分で調べて勉強することもせずに、すぐに講師に教わろうとする姿勢でいては本当に稼ぐスキルは身につきません。

副業とはいえビジネスですから、結果が出なかった場合の責任はすべて経営者である本人にあるのです。その点を理解せずに、「言われたとおりにやったのに稼げなかった」などと言ってる人は、おそらく今後も稼げるようにはならないでしょう。

副業もすべて自己責任です。他人のせいにしているようでは稼げるようにはなりません。

本気でない人 「副業もビジネス」

上記の4つをまとめたような内容になりますが、副業で失敗する人の最後は「本気じゃない人」です。

なんとなく「稼げるかも?」という軽い気持ちで始めたけど、実際やってみたら、当初の予想とは違って、面倒でわずらわしい作業の連続だった。

それで、途中から自分の都合の良いように作業を省略したりして、適当にやり過ごしてしまう人がいます。

例をあげると、せどりや物販での梱包だったり、メールのやり取りなどに表れますね。

よく見かけることですが、売れたあとの対応がすぐに雑になる人がいます。返信や評価がなどのアフターフォローが無い、など明らかに「売れたからもういいや」という姿勢の人ですね。

副業とはいえビジネスですから、お客様との信用を築いていかねばなりません。「利益」よりも「信用」を積み重ねる気持ちが必要です。本気で「ビジネス」だと思ってやらないと、

お遊び程度の気持ちでやっても、継続して稼げるようにはならないものです。

副業で失敗する人の特徴【こんな人は失敗する】まとめ

以上5例を挙げてみました。

どんな副業も、かんたんに稼げるものではありません。自分のやる仕事に対し、時間、お金、労働力、精神力など、どれかが不足している人が失敗してしまうのでしょう。

しかし、よく言われることですが、諦めなければ失敗にはなりません。

『失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。』

- 松下幸之助 -

副業に限らず、失敗しやすい人とは、諦めやすい人と言うことになります。仮に失敗しても、自分には何が足りなかったのかを改めて考えて、再度チャレンジすれば、今度は成功するかもしれません。

あきらめない心を持つことが、失敗しない唯一の方法ということになりますね。失敗を恐れずに、成功するまでやり続けましょう。

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