ブログ初心者の方とっては1から記事を仕上げるのは大変なことですよね。
記事を書くときに何から始めればいいの?
記事の構成はどうするの?
必ず抑えるべきポイントは何かあるの?
このような悩みを抱える方は多いです。
ブログを始めたばかりの方は、やみくも記事を書いてしまうことが多いですが、絶対にやめたほうがいいです。ネット上には既にごまんと記事があるので、芸能人のような知名度がなければ、安易な記事が読まれる可能性は極めて低いからです。
しかし、記事を書くことが苦手な方でも、ポイントを押さえて書くことで必ず人の役に立てる記事が書けます。結果が出れば、続けるモチベーションにもなりますし、副業として月に5万でも10万でも稼げれば、とても嬉しいことですよね。
今日はそのようなブログ初心者の方向けに最低限抑えてほしい記事の書き方をまとめました。
初心者におすすめのブログの書き方!ライバル記事チェックが最も大事!
最初に結論を言うと、ライバルチェックが最も大事といっても過言ではありません。つまり記事を書きだす前の事前リサーチですね。
ブログ初めて最初のうちはいきなり記事の執筆に入りたくなりませんか。
かくいう私も最初はその通りにしていて、「キーワード選定」さえせずに適当にタイトルをつけていました。そしてキーワードに関する情報収集もせずに、いきなり書き始めてました(笑)
でもそんな記事ばかりだと結構記事書いたなぁ!と思ってもアクセスは全然伸びないんですよね。
しかし、初心者の方でも、ポイントさえ押さえれば誰でもそこそこの記事はかけます。それを繰り返しながら徐々に記事の質を上げていけば、必ずアクセスは増えてきて稼げるようになりますよ!
大まかに記事作成の流れを言うと「キーワード選定」「ライバルチェック」「見出し作成」「結論作成」「タイトル作成」「導入文作成」「本文執筆」という形です。
まずはキーワード選定をしよう!ビッグワードを含め二つか三つ選ぶ
副業でブログをやる人が多いと思うのでキーワード選定にはあまり時間はかけたくないですよね。
まずはできるだけビッグワードを選びましょう。ただし、キーワード一つでは競合が多すぎて難しいので二つ目、三つ目のキーワードを選ぶようにします。
自分がGoogleで検索するときをイメージすればわかるやすいです。キーワードって複数入れて検索することが多いですよね。
例えば「英語」をキーワードとすれば「英語 勉強」等です。「英語」はビッグワードなのでキーワード二つでも競合がまだ強いです。
その場合は「英語 勉強 おすすめ」とか「英語 勉強 映画」とかって具合です。
二つ目三つ目のキーワードを選ぶ際は、googleの検索ボックスにキーワード入れてスペースを空ければ、候補が出ますのでそれを利用するのもありです。
無料のwebサービスでもキーワード選定に使えるものがあります。例えばラッコキーワードなどですね。
ライバル記事チェック!ここが一番大事なプロセス
記事を書く上で一番重要なのがこの「ライバル記事チェック」です。
マインドセットとしては、この「事前リサーチの段階」で8~9割は記事の質が決まると思って、力を入れていきましょう。
いくつか理由は考えられますが、大きくは
・ネット上には既に同じような内容の記事であふれている
・ブログ記事はその人の主観「だけで」書かれているものも多い。
・できれば、記事構成、記事内容、情報量においてほかの記事を上回る記事を書く必要がある。
・ほかの記事の良い点を取り入れ、悪い点を改善することが出来る。
等々、あなたが書いた記事を本当にほかの人にも見てもらいたければ、ライバルチェックはやっておいて損はないです。
記事を書く時間よりも
キーワードの抽出や
検索意図の理解
ライバル記事の分析
記事構成を練るとかの
準備のほうが時間かかる💦だから書き始めたら
迷わず一気に書き上げる✍️準備不足だと
途中で脱線したり迷子になるの準備にはXmindマップを使うよ❤️https://t.co/k2XVOlwcw7#ブログ
— ちあい@キーワード選定&外注化が得意なブログ初心者サポーター (@affimama_chiai) June 28, 2020
ライバル記事チェックをする目的は?
ライバル記事チェックの目的の第一はキーワードに関する大体の知識を理解するということです。
ライバルチェック無しで、自分の現在の知識だけで記事を書くと偏見の多いものになってしまいます。しかし、ライバルチェックをすることで、これまでは自分も知らなかったノウハウや情報に出会うことも多いです。
またいくつか記事に目を通すと、「この内容とこの内容は多くの記事に書いてあるな」とか、「あぁこれは珍しいけど、確かに共感できる内容だな」「ここ部分は納得できない、想定読者が違うのでは?」とかいろいろな発見もあり、自分の勉強にもなりますよ!
二つ目の目的は記事のターゲットを明確にすることです。
ペルソナとも言いますが、ターゲットの人物像をできるだけ絞ってその人に向けて記事を書く。そのほうが結果的に多くの人に読まれます。
ライバルチェックをしながら、そのキーワードで検索する人をイメージする感じです。
例えばこの記事であれば、「ブログ 書き方」をキーワードとしておりますが、「ブログを始めたばかりで記事の書き方や構想の順序が全くわからない人」に読んでもらいたいなと思って書きました。
誰でもできるシンプルなライバルチェックの仕方
実際のライバル記事チェックの手順は次の通りです。
- ブラウザでシークレットウィンドウを開く
- キーワードを入れてgoogle検索する
- 1ページ目に表示された記事をすべて読む
これだけです。全部読むとなると結構大変そうですが、やっていれば慣れてきますし、後の記事になる程、重複する内容も出てきます。思ったほど時間もかかりませんよ。
シークレットウィンドウにするのはキーワードや検索履歴をgoogleに記憶させないためですね。1ページ目の記事にはすべて目を通すと良いですが、広告などは当然必要ありません。
そして記事を読みながら、情報を集約させます。自分の記事にも取り入れたいと思ったところはどんどんメモか、どこかにコピーしておきましょう。
同時に次のような観点も確認しながら見ると良いです。
『ユーザーの検索意図』
『文字数』
『タイトル』
『良いところ』
『悪いところ』
『検索意図』は『ユーザーは何を知りたくてこのキーワードで検索したのか?』ということです。この疑問がそのまま記事のタイトルになることも多くあります。
『文字数』はできれば、ライバル記事よりも多いほうがいいですが、多くすればするほどターゲットがぶれてくることもあるので臨機応変にすべきです。「文字数カウンター」などで文字数は計れるので積極的に利用してください。
ライバル記事に目を通すことにより、どんどん自分の中の情報がアップデートされます。そうやって自分の記事に書きたいこと、書くべきこと、追加すべき情報や体験談などを踏まえた記事の構成が見えてきます。
記事の執筆に入る。「見出し」、「結論」を先に作成し全体の構成を作る。
ライバルチェックをし、あなたが書きたい記事の全体像が見えてきたところで少しずつ記事の執筆に入ります。
個人的な順序としてはまず「結論」と「見出し」を作成し、全体の構成を考えます。「結論」は必ずライバルチェックをした後くらいに明確にしておいたほうがいいでしょう。
学校の先生の話などで、よく何が言いたいのかわからない人っていますよね?話が途中でいろんなところに飛んで結局何が言いたかったの?みたいな人(笑)。
そのようなのはそもそも「結論」や「主張」が明確じゃないわけですね。
最低限のポイントを押さえた見出し作成3つのコツ!
見出しを考える際のポイントを3つに分けて紹介します。
そもそも見出しの目的は、記事に書かれている内容の全体像がわかるようにするということにあります。
これらのポイントは必ず守らなければならないというわけではありませんが、最低限読者に「あぁ、大体こんなことが書いてあるんだな~」というのが見出しだけでわかるようにしましょう。
一番伝えたい情報を最初の見出しにする。
その記事で一番伝えたい内容を見出しの最初に持ってくるようにすると良いです。
一番伝えたい内容ということは、ユーザーが検索して知りたいことに関する回答です。その回答を自分の中で確立しておくためにもライバルチェックは必要なんですよね。
是非一読者の気分になってライバルチェックをするように心がけてください。
見出しについてですが、普通ネットで記事を見るときってそんなに時間かけないですよね?私もこの記事がすべて読まれるとは思ってません(笑)。とりあえず「早く結論が知りたい」という人がほとんどだと思います。
そうなると最低限記事で一番伝えたい内容くらいは知ってほしいじゃないですか!
逆に「結論」を先に持ってくると、「何でそう言えるの?」という興味を持ってもらえるので先に読み進めてくれる確率は上がります。
この記事では初心者向けの記事の書き方を紹介していますが、初心者の方が一番力を注ぐべきは「ライバルチェック」や「事前リサーチ」だよ、という結論にしています。
そして出来ればキーワードを一番最初の見出しに入れるようにしましょう。ここでは説明は省きますが、SEO的に良いとされています。
見出しだけで情報がわかるようにする。
今では、記事の最初に目次を入れることは当たり前ですよね。
見出しを作るときは、見出しだけで記事の概要がわかるようにすると良いです。
普通ネットの読者はピンポイントで回答を求めているので、「探している情報がこの記事にあるか」ということを早く判断したいはずです。
見出しだけで記事の概要がわかれば、ユーザーにとっては便利ではないでしょうか。
見出しの種類を使い分けて階層がわかるようにする。
通常ブログ記事にはタグ<h1>~<h6>に相当する見出し1から見出し6までがあります。見出し1はタイトルとなっているので実際に使用するのは見出し2~見出し6です。
本などでいうと「部」→「章」→「節」→「項」→「目」に相当するものと考えるとイメージしやすいですね。
ブログ記事で使用するのは大体見出し2~見出し4くらいまでと思ってもらってよいです。もちろんそれ以上使用してもいいですが、あまり細分化しすぎるとむしろわかりにくくなってしまいます。
見出し2~見出し4の使い方はおよそ下記のようなイメージです。
・見出し2:目次のメイン
・見出し3:見出し2の情報を分ける役割
・見出し4:見出し3にさらに情報を追加したい場合に使用
また基本的には一つの見出しに一つの「言いたいこと」を書くようにし、あまり情報を詰め込みすぎないようにしましょう。
本文を書くよりも先に結論を考えておく
この過程も結構重要。本文を書き始める前に結論を決めましょう。
結論とは何かというと「ユーザーの疑問に対するあなたの回答」です。客観的な事実のほうがいいとは思いますが、私は多少主観や主張が入ってもいいと思います。記事のテーマにもよりますしね。
結論は記事のタイトルを「肯定するものなのか、否定するものなのか」、「あなたがこの記事を通してユーザーに最も言いたいこと」などの観点より決めましょう。
Googleの仕組みを考慮した記事タイトルにしよう!
次に記事のタイトルを決めましょう。
ペルソナを設定してタイトルを考えるということもありますが、初心者の段階ではそこまでしなくともよいです。
最低限として以下を意識しましょう。
- キーワードは必ずタイトルに入れる。
- キーワードはできるだけその順番にし、タイトルの初めのほうに入れる。
- タイトルは35文字以内にする。
1は当たり前ですね。
2は例えば、「英語 勉強 映画」がキーワードだったら、
「映画を使って英語を勉強する方法!おすすめの洋画TOP10も紹介」
「英語を勉強するのにおすすめの映画TOP10を紹介する」
「英語の勉強になる映画!誰でも実践できる方法とおすすめの洋画TOP10!」
上の中であれば、それが一番いいと思いますか?
実際はgoogleがどのように評価するかまではわかりませんが、私は3つ目が良いと思います。
というのもユーザーが検索する場合、おそらく最初に設定した「英語 勉強 映画」の順で検索すると仮定すると、一つ目は「映画」というキーワードが最初に来てますよね。
この順番はそろえたほうがgoogleに評価されやすいと言われています。
二つ目は映画の前に「おすすめ」という言葉が入っているのでキーワードとしては「英語 勉強 おすすめ」ということでgoogleに認識される可能性が高いです。
結果的に功を奏することはありますが、キーワード選定を既に済ませているので、「ユーザーの検索順」や「googleに認識させたいキーワード」を意識しましょう。
私も最初のブログを書いていた時は、キーワードが意図していたものと全く違うワードでgoogleに認識されていたということがたまにありました。
出来ればそういうのはなくしたいですよね。
あとはやはり、少しでもインパクトがあって思わず見てみたくなるようなタイトルがいいですね。
続きを読むか読まないかはここが決め手の導入文!
次は導入文の作成についてです。
「目次」「タイトル」「見出し」と同様に「導入文」によって続きを読むか読まないかを決めるユーザーも多いので導入文も重要です。つまり「導入文」は記事の「掴み」になるので、なんとなく書いてしまうのはもったいないですよね。
そこで続きを読みたいと思わせるポイントをいくつか紹介します。
「読むことのメリット」と「読まないデメリット」をわかりやすく伝える。
導入文作成で最も重要なのはやはりその記事を読むことのメリットをはっきりと伝えることでしょう。
「読んでみようかな」とか「よさそうだな」と思われなければ、普通それ以上読みません。
そのためにはまず、読者の悩みに寄り添う言葉を入れると良いです。読者の悩みを代弁する、そのままでいることのデメリットを提示するということですね。
その上で、記事を読んだ後に得られる明るい未来を想起させるような文章が理想です。少し難しいですが、本稿も一応意識しているので確認してみてくださいね。
ここでもやはり読者の悩みに寄り添うためには事前の「ライバルチェック」の過程が生かされてくると思います。
導入文は長すぎないように!
「導入文」はあくまでも「導入文」なので長すぎないようにしましょう。
コンパクト、インパクトですね。これは文全体に言えることですが、この文章は本当に必要なのか?ということは常に考えるようにしましょう。
具体的には導入文は5~10行程度で十分でしょう。そうなると本稿では若干長いくらいですね。
簡単な4つのルールを意識して本文を書こう
ここまでやるのも中々大変ですが、既に記事の構成はできているはずですし、タイトルや見出しも8割方、定まっていると思います。
ようやく本文の執筆に入れます。
ここでも最低限注意すべきことがあるのでいくつか紹介します。
一文は長すぎないようにする。
一文が長すぎると読みずらくないですか。
文学作品ならまだしも、ブログ記事を書くときはなるべく短めにするように努力をすべきと思います。
区切れるところは「。」を使って区切るようにしましょう。目安としては一文に入れる「、」は2~3つくらいで十分です。
出来るだけわかりやすい言葉を使う。
誰にでも理解できる言葉を使うようにしましょう。ブログ記事は別に自分の知識や教養を披露する場ではないからです。
ユーザーの悩みを解決する内容をわかりやすく伝える場です。
「難しい単語」「四字熟語」「慣用句」などの使用はできるだけ控え、わかりやすく伝える、共感できるように伝える、ということが肝要です。
改行は多めにして、読みやすくする。
改行は多めにしましょう。
普段は本をほとんど読まない人でもネット検索は日常的に行っています。そうした人たちにとってもそうじゃない人にとっても、びっしりと書かれた文章を読むのは難しいですよね。
また本を読むのとは違い、ネットは縦にスクロールして読みますし、スマホだとさらに文字が詰まります。ですので基本的には改行を増やしてストレスフリーで読めるように気を付けるべきです。
私も文章を書いているとまるで小説家にでもなった気分になり、ひたすらタイプしたくなりますが、それは間違っています(笑)
また一段落は2~4行くらいにするとさらに読みやすいと思います。
語調は統一する。
記事内はもちろん、同じブログ内であれば、語調は統一しましょう
基本的には「です、ます調」で書くと良いです。「だ、である調」の方も見えますし、それですごいPVをたたき出しているブログも知ってますが、大事なのは統一感を出すことです。
初心者におすすめの「ブログの書き方」1からすべて解説! まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「初心者におすすめの『ブログの書き方』1からすべて解説」ということで紹介させていただきました。お読みいただきありがとうございます。
一番重要なのは、「ライバルチェック」などの事前リサーチです。ほかにもブログ記事を書くノウハウはたくさんありますが、ブログ初心者であれば、まずはそこから始めてみてほしいですね。
ただ、最初からすべて完璧じゃなくても全く問題ないので、常に学びながら、楽しく記事を書けたらそれが一番かも。
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